Vol.122

更新日:2024.05.30

お風呂リフォームの期間はどれくらい?
日数を短くする3つのポイント

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お風呂リフォームの期間と流れ

お風呂のリフォームを行なう場合、工事にどれくらいの期間が必要か気になる方もいるでしょう。

ここでは、お風呂リフォームにかかる期間の目安とリフォーム工事の流れを、3つのパターンに分けて紹介します。

ユニットバスからユニットバスへリフォームする場合

ユニットバスを新しいユニットバスにする際の施工期間の目安は、3~4日程度です。浴室内の床や壁を解体する作業、タイル貼り作業が不要なため、完了までの日数は比較的短い傾向にあります。

リフォーム期間を4日間と仮定した場合のリフォームの流れは以下のとおりです。

【1日目】養生シート設置などの事前準備、既存のユニットバスの解体
【2日目】水道工事、電気工事
【3日目】ユニットバスの組み立て工事
【4日目】換気扇、照明接続、水道仕上げ、内装工事、クリーニング、引き渡し

湿式工法のお風呂からユニットバスへリフォームする場合

湿式工法の浴室からユニットバスにリフォームする期間の目安は、10日程度です。湿式工法とはタイル貼りの浴室のことで、古い建物や戸建てに多く見られます。
湿式工法の浴室をリフォームする際には、床面をコンクリートで平らにする土間打ち工事が必要です。コンクリートが乾くまでの養生期間が加わるため、リフォーム期間は比較的長くなる傾向があります。

工事の期間を6日間とすると、以下の流れでリフォームが行なわれます。

【1日目】養生シート設置などの事前準備・解体工事
【2日目】給排水工事、土間打ち、木工事
【3日目】養生日
【4日目】ユニットバスの組み立て工事
【5日目】内壁の造作
【6日目】換気扇、照明接続、ドア据え付け、クリーニング、引き渡し

湿式工法のお風呂から湿式工法のお風呂へリフォームする場合

現在が湿式工法の浴室で、リフォーム後も湿式工法の浴室にする場合は、約2週間が施工期間の目安です。ただし、既存の浴室の状況や工事内容によって、2週間以上の期間が必要となるケースもあります。
湿式工法の浴室は、ユニットバスのように一式そろった浴槽や床、壁を組み立てる工法ではないため、どの箇所を補修するかでリフォームの工程が異なるためです。
湿式工法の浴室は、自分好みにオーダーメイドできる点が魅力ですが、こだわった分だけ工事期間も長く必要になります。

リフォームでお風呂を利用できない期間の対処法

基本的にリフォーム期間中は浴室を使用できません。工事中に浴室を使用すると、商品の破損・部品の紛失などにつながる恐れがあります。

ここでは、お風呂を使えない期間中の入浴方法を4つ紹介します。

親戚や友人にお風呂を借りる

近所の親戚や友人にお風呂を借りる方法です。1回だけの利用や普段から泊まるような親しい間柄であれば、相談しやすいでしょう。
ただし、お礼をするなど、気遣いを忘れないことが大切です。
また、入浴したあとは浴室や洗面所をきれいに保つよう心がけましょう。

日帰り入浴施設を利用する

銭湯やサウナなど、日帰り入浴施設の利用も有効な手段の一つです。
一般的に日帰り入浴施設の利用料は、1回数百円程度です。利用料金がかかるものの、広々とした浴槽でリラックスできるメリットがあります。
施設によっては電気風呂やジェットバス、アロマ風呂やサウナなどが利用できる点もメリットです。利用する際は、営業時間・休館日を調べておきましょう。

スポーツジムのシャワーを使う

スポーツジムに入会している場合は、ジムのお風呂を利用することも手段の一つです。
ジムに入会していない場合でも、ビジター利用(都度払い)や初月割引などのサービスを利用すれば、比較的安く利用できます。
ただし、石けんやシャンプー、タオルなどのアメニティーの用意がないスポーツジムもあるため、利用する際は必要なものを事前に確認しておきましょう。

ホテルやウィークリーマンションに泊まる

お風呂のリフォーム期間が1週間以上になる場合は、ホテルやウィークリーマンションの利用を検討するのもよいでしょう。
ほかの方法に比べて費用はかかるものの、宿泊先に滞在している期間はいつでも気兼ねなくお風呂に入れるメリットがあります。

お風呂リフォームの期間を短くするポイント

「自宅のお風呂をリフォームしたいけれど、できるだけ工期は短くしたい」と希望する方は多いのではないでしょうか。工事中はお風呂が使えないため、なるべく早く工事を終えたいと考えるのは当然です。
工事に必要な施工期間の目安はあるものの、ポイントを押さえれば、工期の短縮も可能です。

ここでは、お風呂リフォームの工期を短くするポイントを3つ紹介します。

リフォームの時期を意識する

リフォーム業界では、秋口から年末にかけての時期と、3月の年度末が繁忙期といわれています。繁忙期には工事が重なるため、人員の確保ができない場合は、その分工期が延びる可能性があります。
また、湿度が高い夏や気温が低い冬も、コンクリートが乾きにくく乾燥に時間がかかるため、リフォーム内容によっては工期が延びます。
お風呂リフォームの工期を短縮したいなら、繁忙期や工事に影響のある時期は避けましょう。

掃除や動線の確保を行なう

リフォーム作業が始まる前に浴室や脱衣所の掃除や、浴室までの動線を確保しておくと、工事が円滑に進むため、工期短縮につながることがあります。
浴室までの導線となる廊下が荷物であふれている場合、リフォームに必要な機器の搬入に時間がかかり、リフォーム期間の延長につながる恐れがあります。浴室付近だけでなく、搬入経路となる玄関や廊下も片付けておき、スペースを確保しておきましょう。

工事開始日を相談する

お風呂リフォームの施工開始日が土日を挟んでいる場合、月曜日から工事を開始できるか施工会社に相談してみましょう。土日は工事が実施できないことが多く、工期が延びてしまう可能性があるためです。
マンション内の工事の場合、管理規定により土日の作業ができないケースが一般的です。戸建ての場合でも、日曜日は作業する職人が休みの場合が多く、土日をまたぐスケジュールの場合、その分工事の期間が延びることがあります。

お風呂リフォームの注意点

お風呂をリフォームする際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。ここからは、注意点を4つ解説します。

工期はマンションか戸建てかで変動する

マンション、戸建てのどちらの住宅タイプかによって、お風呂のリフォームに必要な工期が変わります。
住まいがマンションの場合、管理組合が定める規約によって工期が延びる可能性があるため、注意が必要です。搬入経路の制限や通路・エレベーターの養生の徹底など、施工する際のルールが決まっているためです。
一方、戸建ての場合はマンションのような制限がないため、工期が変動することはほとんどありません。
マンションにお住まいの場合は、管理組合が定める規約をよく確認しておきましょう。

築年数によっては修繕費用も必要になる

通常、浴室リフォームは、築後10年から20年の間が適切なタイミングとされています。
この期間内のリフォームであれば、設備機器やユニットバスの交換対応のみで対応できるケースがほとんどです。
築後20年以上経過している場合は、腐食や水漏れなどの問題が起こる可能性が高まるため、注意が必要です。使用状況によってはシロアリ被害が発生する恐れもあり、中古物件や古民家の場合は、お風呂のリフォーム費用とは別に修繕費用が必要になることもあります。
リフォームを検討する際には、修繕費用も考慮しておきましょう。

終了後も入浴できない場合がある

リフォームの工事が終わっても、浴室に施した防水処理が乾燥していないうちは、入浴ができません。
浴室の防水処理とは、水漏れや腐食、カビなどのトラブルを防ぐための重要な工程の一つです。早く新しいお風呂を使いたい方は、使えるようになるタイミングをリフォーム業者に確認しておきましょう。

トイレや洗面所が利用できないこともある

浴室をリフォームする際に、工事内容によっては一時的に水道を止めるケースがあります。トイレや洗面所が一時的に利用できなくなるため、飲み水や手を洗うための水を確保する、施工前にトイレを済ませるなど、対策を取りましょう。
万が一の場合に備えて、近隣の施設でトイレを利用できる場所を確認しておくと安心です。

お風呂リフォームに関するよくある質問

ここでは、お風呂リフォームを検討されているお客様よりいただくよくある質問を3つ紹介します。

リフォーム工事中は必ず家にいる必要がある?

お風呂のリフォームは室内の工事のため、できれば在宅していることが望ましいといえます。ただし、共働きや忙しいご家庭など日中に在宅が難しい場合はご相談ください。
一時的に家を空ける場合でも、帰宅時間を工事業者に伝えて連携を取れるようにしておくとよいでしょう。

リフォーム費用はどれくらいかかる?

お風呂リフォームの費用は工事内容によって異なりますが、費用の目安は以下のとおりです。

【ユニットバスからユニットバス】80万〜150万円
【湿式工法からユニットバス】100万〜200万円
【湿式工法から湿式工法】150万円~250万円

リフォーム費用は、選択する商品のグレードやサイズ、住宅のタイプ(戸建て・マンション)などによって変動します。また、住宅状況によっては追加工事や補修が必要になるケースもあり、それに伴う追加費用が発生する可能性があります。
具体的な費用を知りたい場合は、リフォーム業者に相談したうえで正確な見積りを作成してもらいましょう。

リフォームの詳細が決まっていない場合はどうしたらよい?

お風呂リフォームの具体的なイメージが決まっていない場合は、まずはリフォーム業者に相談に行くことをおすすめします。
リフォームの専門スタッフに相談することで、理想のお風呂をより明確にイメージしやすくなります。イメージと乖離しないよう、こだわりたいポイントや予算を率直に伝えることが大切です。
また、正式にリフォームを依頼する前に、疑問点や不明点を確認しておきましょう。不明瞭なまま進めると、のちにトラブルや誤解を招く恐れがあります。

お風呂リフォームならポラスへお任せください

「お風呂をリフォームしたいけれど、どこに相談すればいいかわからない」「安心できる業者に依頼したい」など、リフォームの相談先に悩む方も多いのではないでしょうか。
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ポラスグループには、建築士やインテリアコーディネーターなど、専門知識を持つスタッフが在籍しており、お客様のニーズに応えるための最適な提案やサポートができる体制を整えております。
また、お客様にご満足していただくことを最優先に考え、高品質なリフォーム・サービスの提供に努めています。

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ポラスグループでは、リフォーム事業だけでなく、新築住宅の施工も数多く取り扱っています。幅広い経験を活かし、ガス供給や水道工事などのライフラインに関する専門部署も保有しています。
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ポラスグループであれば、ライフラインを中心としたリフォームから、お客様の安心で安全な生活をサポートすることが可能です。

地域に密着したメンテナンス体制

ポラスグループでは、地域に密着したメンテナンス体制を整えています。お客様の住まいの安心と快適な暮らしを継続的にサポートするため、エリアを絞った事業運営を行なっており、ライフラインに関わるような万が一のときにも迅速に駆けつけられる体制を整えております。
ポラスグループは、越谷市を中心とした主要拠点から、車で1時間ほどで行ける埼玉・千葉・東京にエリアを限定して事業を展開しています。そのため、リフォーム後にメンテナンスの必要が生じた場合でも、すぐに対応可能です。
ポラスグループが展開するお風呂リフォームの事例や商品ラインナップは、以下のページで確認できます。相談予約や見積りも可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。