Vol.116

更新日:2024.02.09

お風呂がリフォーム中で使えないときはどうする?
代わりの入浴方法の選び方

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リフォーム中はお風呂が使えない!入浴はどうする?

お風呂のリフォーム工事中は、自宅で入浴できない期間が発生するため、代わりの入浴方法を考えておくことが必要です。ここでは、リフォーム中に活用できる7つの入浴方法を紹介します。

入浴施設を利用する

自宅近くの銭湯・サウナ・岩盤浴などの、入浴施設に通う方法です。特に銭湯は、自宅よりも大きな湯船でリラックスできるメリットもあります。帰宅が遅くなりがちな場合は、営業時間を確認しておきましょう。また、リフォーム期間中に休業日がある場合には、ほかの入浴方法も考えておく必要があります。

親戚・友人宅のお風呂を貸してもらう

近しい親戚や、日頃から親しくしている友人宅でお風呂を借りるのも選択肢の一つです。ただし相手の生活への影響を考慮し、同じ家庭で連日借りるのは避ける、お礼をするなどの気遣いも忘れないようにしましょう。

スポーツジムを利用する

通っているスポーツジムがあれば、リフォーム期間中はジムで入浴を済ませることもできます。リフォームを機に入会して、運動を始めるきっかけにするのもよいでしょう。なかには、月額料金を払うことなくビジター利用(都度払い)できる施設もあります。

公共施設のシャワーを利用する

市営体育館や市営プールなど、シャワーを利用できる公共施設も存在します。民営の施設と比較して利用料が安い点がメリットです。一方で、夜遅くまで利用できる施設は多くないでしょう。

インターネットカフェ・漫画喫茶のシャワーを使う

シャワー施設を備えた、インターネットカフェや漫画喫茶は珍しくありません。24時間営業の店舗も多いため、時間帯を気にせず利用可能です。シャワーの利用ついでに時間をつぶせば、リフォーム工事の音が気になる際の居場所としても便利でしょう。

仮住まい先で入浴する

リフォーム期間中に、ホテルやウィークリーマンションなどの仮住まいを用意するのも一つの方法です。ほかの方法に比べて費用はかかるものの、滞在中いつでも気兼ねなくお風呂に入れるメリットは大きいといえます。

仮設のお風呂を利用する

リフォーム業者のなかには、自宅内に仮設のお風呂を用意してくれることがあります。何らかの事情で、外の入浴施設に通うのが難しい家族がいる場合には便利な方法です。しかし一般的なケースではないため、事前に確認をしてください。

リフォーム中の入浴方法の選び方

リフォーム中の入浴方法はさまざまですが、どのように選ぶべきなのでしょうか。ここでは、入浴方法の選び方を、3つのポイントから紹介します。

季節に合った方法を選ぶ

意外に見落としがちなポイントですが、リフォーム工事を行なう季節によって、最適な入浴方法は変わります。

例えば、汗をかきやすい夏は、次のような選び方が考えられます。
●シャワーで汗を流すだけでも十分なので、湯船の有無はこだわらない
●なるべく就寝の直前に汗を流したいので、遅い時間まで利用できる施設を選ぶ

一方で冬は、以下のような点を意識して選ぶとよいでしょう。
●湯船でしっかり温まりたいので、シャワーだけの施設は避けたい
●入浴後に湯冷めしないように、自宅から近いことを優先して選ぶ

リフォーム中の入浴方法を決める際は、季節も意識するとより良い選択ができます。

家族の人数によって選ぶ

家族の人数によっても、入浴方法の選び方は異なります。特に家族の人数が多い場合には、注意が必要です。

例えば、どんなに親しい親族間であっても、大人数でお風呂を借りに行くのは相手にとっては大きな負担となるため、おすすめできません。可能であれば、何名かは親族宅で入浴し、何名かは銭湯に行くなど、いくつかの入浴方法を使い分けるとよいでしょう。

また、予算はかかるものの、仮住まいを用意するほうが心理的に楽だと感じるかもしれません。

リフォーム期間によって選ぶ

お風呂のリフォームには種類があり、内容によって入浴できない期間が異なります。お風呂が3日使えない場合と2週間使えない場合では、選ぶ入浴方法も変わってくるでしょう。

お風呂リフォームの種類と工事期間については、次に詳しく紹介するので、参考にしてください。

お風呂リフォームの種類と期間の目安

お風呂のリフォーム中に入浴できない期間は、どのような工事をするかによってさまざまです。ここでは、お風呂リフォーム工事を3つのパターンに分け、具体的な工事期間も併せて紹介します。なお、期間はあくまで目安であり、状況や施工業者などによっても前後します。

ユニットバスの入れ替えリフォーム

「ユニットバス」とは、事前に工場で製造した床・天井・浴槽などのパーツを、現場で組み立てて作るお風呂のこと。現場での作業工程が少ないため、工事期間が短い点がメリットです。「システムバス」と呼ぶこともあり、どちらも同様のものを指します。

お風呂のリフォームで最も工事期間が短いのは、リフォーム前のお風呂がユニットバスで、新たなユニットバスに入れ替えるケースです。期間の目安は3~4日程度で、既存ユニットの解体・撤去、水道工事・電気工事、新規ユニットの組み立てなどの工程があります。

以下のページ(実例①)では、ポラスが実際にユニットバスの入れ替えリフォーム工事を行なった実例を、写真付きで紹介していますので参考にしてみてください。

在来浴室からユニットバスへのリフォーム

「在来浴室」とは、防水加工した浴室にモルタルとタイルで施工する浴室のこと。素材を自由に選択したり、浴槽の位置を自由に設計できたりする点が魅力です。

在来浴室からユニットバスにリフォームする場合、工事期間の目安は10日程度。既存の壁や床の解体・撤去、土間打ち、土台や内装の補修など、ユニットバスの入れ替えリフォームよりも多くの工程が必要なため、期間も長くなります。

ポラスが手がけた在来浴室からユニットバスへのリフォーム実例は、以下のページ(実例②)で確認可能ですので、リフォーム時の参考にしてみてください。

お風呂のリフォームを決める前に知っておきたいポイント

お風呂リフォームを検討する際には、リフォーム中の入浴方法以外にも知っておくべきポイントがあります。

お風呂以外の水まわり設備も使えないことがある

リフォーム計画を立てる際には、使用できなくなる設備をしっかり把握しましょう。リフォーム箇所がお風呂だけでも、お風呂以外の水道施設も使えなくなることがあるためです。

例えば、お風呂と同時に脱衣所もリフォームする場合、当然のことながら脱衣所にある洗面台は使用できません。また、脱衣所をリフォームしなくても、脱衣所をお風呂リフォームの作業所として使用する場合も同様です。さらに脱衣所に洗濯機がある場合、洗濯機も使用できなくなります。

また、給水管の切断をともなう工事が必要な場合は一時的に断水状態となるため、水まわり全般が使用できない時間帯が発生します。

どの設備がどれくらいの時間使えなくなるのかを確認し、必要なものを移動する、早めに洗濯機をまわしておくなどの対策が必要です。

長めのリフォーム期間が必要なケースもある

リフォーム期間が長くなってしまうケースもあります。例えば、最もリフォーム期間が短いユニットバスの入れ替え工事でも、増築やレイアウト変更をともなう場合には、3日でリフォームを終えるのは難しいでしょう。

また、お風呂の窓枠交換をともなうリフォームでは、外壁補修に時間がかかるため、工事期間が長くなります。さらに、漏水による土台や柱の腐食など、工事を開始してから見つかった問題によってリフォーム期間が延びる可能性も否定できません。

必要なリフォーム期間は個別のケースごとに異なること、また、場合によっては工事期間が延長になることを想定しておくとよいでしょう。

リフォーム業者選びも重要

満足度の高いお風呂リフォームを実現するためには、施工業者選びも大切なポイントです。ここまでに紹介した工事期間やリフォームの工程は、リフォームの内容だけでなく依頼する施工業者によっても異なります。

リフォームの希望を複数の業者に相談し、想定されるケースを事前に告知してくれるなど、納得のいく説明をしてくれるところに依頼するのがおすすめです。費用の安さに惹かれて、説明が不十分な業者と契約しないように注意しましょう。

お風呂のリフォームはポラスにご相談ください

工事内容によって日数は異なるものの、お風呂のリフォーム中は入浴できない期間が必ずあります。家族の人数や季節なども考慮して、リフォーム中の入浴方法を決めておきましょう。

また、お風呂以外の水まわり設備が使えない時間帯があったり、工事開始後に当初の予定よりもリフォーム期間が長引いたりするケースもあるため、事前の確認が必要です。このような点をふまえ、さまざまなケースを想定した詳しい説明をしてくれる施工業者を選んでください。

ポラスは、お風呂・キッチンなどの水まわりリフォームから、外壁・模様替えリフォーム・フルリフォームまで対応可能なリフォームのエキスパートです。自社で責任をもって管理・チェックする「一貫施工体制」を構築しているため、下請業者に施工を丸投げすることはありません。また、見積もり作成時には、現地調査をしたうえでリフォーム費用を提示します。

ポラスのお風呂リフォームサービスの概要や事例は、以下のページで確認可能です。リフォームに関する幅広い内容の相談が可能ですので、ぜひお問い合わせください。