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更新日:2026.10.20

【2026年冬】お風呂の寒さ対策|断熱性・保温性の高いユニットバスメーカー5選

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【2026年冬】お風呂の寒さ対策|断熱性・保温性の高いユニットバスメーカー5選

「お風呂に入るたびに浴室が寒くてつらい」「ヒートショックが心配」とお悩みの方も多いでしょう。お風呂の寒さ対策には、入浴前に浴室を暖めたり、窓に断熱シートを貼ったりする方法があります。こうした対策だけでは寒さが解消されない場合は、断熱性・保温性の高いユニットバスへの交換を検討するのも選択肢の一つです。

本記事では、お風呂が寒くなる原因と対策に加え、リフォームで寒さを軽減するためのポイントやおすすめのユニットバスを紹介します。ポラスグループで施工した浴室リフォーム事例も紹介しているので、冬でも快適に入浴できる浴室にしたいとお考えの方はぜひ最後までお読みください。

冬のお風呂が寒い理由とヒートショックの危険性

冬になると、お風呂に入るたびに「脱衣所も浴室も寒い」と感じる方は多いのではないでしょうか。まずは、お風呂が寒くなる原因と、寒さを放置することで起こり得る「ヒートショック」の危険性を解説します。

浴室が冷えやすい3つの原因

浴室が寒く感じるおもな原因は、次の3つです。

1つ目は、床・壁・天井・窓の断熱性が低いことです。特に、コンクリートなどで壁や床をつくり、モルタルやタイルで仕上げる湿式工法の浴室の場合、断熱材が使われていないケースは珍しくありません。また、古いユニットバスも、床下や浴槽の断熱性が不十分なことがあるため注意が必要です。

2つ目は、タイルの床や、窓、換気口など、浴室には熱が逃げやすい箇所が多いことが挙げられます。一般的なタイル床は足裏の熱が床へ伝わりやすく、素足で触れると冷たく感じます。

3つ目は、リビングとの温度差が大きい点です。冬、暖房が効いたリビングなどから冷えた浴室や脱衣所へ移動すると、体感温度が下がってより寒さを感じやすいでしょう。

ヒートショックが起こる仕組みと危険性

ヒートショックとは、急な温度変化によって血圧が大きく変動するなどして起こる健康被害です。

暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室へ移動すると、寒さで血管が収縮し、血圧が上がります。その後、湯船につかって体が温まると血管が広がることにより、血圧が下がります。こうした急激な血圧の変動によってめまいや失神が起こり、溺水事故につながる恐れがある点に注意が必要です。
ヒートショックによる死亡者数は公表されていませんが、厚生労働省の「人口動態調査(令和6年)」によると、入浴中に浴槽内で亡くなった65歳以上の方の数は年間で6,792人にのぼりました。交通事故による65歳以上の方の死者数2,103人を上回る数字です。

ヒートショックは特に高齢者の方に多く見られるほか、持病がない方でも起こり得ます。浴室の寒さが気になり、ヒートショックを未然に防ぎたいなら、次章で紹介する簡易的な対策を講じたり、浴室の断熱性を高めるリフォームを検討したりするとよいでしょう。

今すぐできる簡易的なお風呂の寒さ対策

お風呂の寒さをやわらげるために、まずは自分でできる対策を3つ紹介します。

1つ目は、窓・換気口の断熱性を高めることです。具体的には、窓に断熱シートを貼ったり、浴室用断熱カーテンで窓からの冷気を遮断したりする方法があります。また、換気口に断熱材入りの専用フィルターを取り付けて冷気の侵入をやわらげる方法も有効です。

2つ目は、入浴前に脱衣所と浴室を暖めることです。脱衣所に小型暖房を設置して室温を上げる、入浴前に浴室をシャワーで暖めるなどして、室内の温度差をできる限り小さくするように心がけましょう。湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にすると、体への負担も抑えられます。

3つ目は、浴室の床の冷え対策です。浴室の床に専用のマットを敷くだけでも、足元からの冷えを軽減できます。

ただし、これらはあくまでも応急処置であり、断熱材が入っていない浴室の構造自体が変わるわけではありません。寒さを根本から解決したい場合は、断熱性・保温性の高いユニットバスへの交換がおすすめです。

お風呂の寒さを解決するユニットバスの選び方

お風呂の寒さを根本的に解決するには、断熱性の高い浴室へのリフォームが有効です。例えば、断熱浴槽は、浴槽自体を二重構造にして内部に空気層や断熱材を設けた保温構造になっており、一般的な浴槽よりもお湯が冷めにくいのが特徴です。専用の断熱フタと組み合わせれば、さらに保温効果を高められます。

また、浴室の床・壁・天井なども断熱性能の高いモデルを選ぶことで、浴室全体の底冷えを防ぐ効果が期待できます。

ここでは、浴室の断熱性を高めるために押さえておきたいユニットバスの選び方を3つ紹介します。

断熱浴槽の保温性能で選ぶ

お湯の冷めにくさを重視するなら、浴槽本体を断熱材で囲った断熱浴槽と断熱フタを組み合わせた高断熱浴槽が候補になります。

ただし、メーカーやグレードによって、ユニットバスの高断熱浴槽が標準搭載なのかオプション扱いになるのかは異なります。基本的にはユニットバスのグレードが上がるほど浴槽の保温性能も高くなる傾向です。そのため、見積もりの際には、どのグレードでどの程度の断熱仕様が搭載されているのかを併せて確認しておくと安心です。

床・壁・天井の断熱仕様で選ぶ

床に足が触れたときの冷たさが気になる場合は、TOTOの「お掃除ラクラクほっカラリ床」やLIXILの「キレイサーモフロア」など、断熱層で冷気を遮断する床を検討しましょう。

浴室全体の寒さを改善するには、壁や天井の断熱も重要です。TOTOの「断熱材パック・断熱防水パン」やLIXILの「あたたかパック」など、浴室全体を断熱材で覆うオプションが用意されているケースがあるため、対応の有無を確認しておきましょう。浴室に窓がある場合は、ユニットバスの交換と同時に内窓を取り付けられることもあるため、併せて検討するのがおすすめです。

浴室暖房換気乾燥機との組み合わせで選ぶ

浴室暖房換気乾燥機付きのユニットバスなら、入浴前に浴室を暖めておくことができます。ヒートショック対策になるほか、カビ対策にも有効なため、浴室の断熱性を高めるリフォームと併せて検討するとよいでしょう。

断熱性・保温性に強いおすすめユニットバスメーカー5選

ここからは、断熱性・保温性に優れたユニットバスメーカー5選を紹介します。5社それぞれの特徴と、向いている人をまとめました。
 
メーカー 取扱商品 寒さ対策(機能)の特徴 向いている人
TOTO SYNLA(シンラ)/sazana(サザナ) 魔法びん浴槽・お掃除ラクラクほっカラリ床など保温機能が充実 デザインも予算も重視したい人
LIXIL Renobio V(リノビオV)/Lidea(リデア) キレイサーモフロア・あたたかパックで床や浴室全体を保温 自分好みにカスタマイズしたい人
Panasonic L-CLASS(エルクラス)/BEVAS(ビバス) 電気式床暖房とカビシャット暖房換気乾燥機の併用で浴室全体を暖める 暖房設備を重視したい人
クリナップ SELEVIA(セレヴィア)/rakuvia(ラクヴィア) 浴室まるごと保温と高断熱浴槽で寒さ対策に対応 断熱と掃除のしやすさを両立したい人
Takara standard PREDENCIA(プレデンシア) 鋳物ホーロー浴槽で蓄熱 耐久性を重視したい人

5選それぞれのポイント

TOTO(SYNLA/sazana)

TOTOは、浴槽の保温性を高める「魔法びん浴槽」や足元の冷えを抑える「お掃除ラクラクほっカラリ床」など、浴室の断熱・保温にかかわる機能のラインナップが幅広いのが特徴です。上位モデルのSYNLAからコストを抑えたsazanaまで展開されており、デザイン重視派・コスパ重視派など幅広いニーズに対応しています。

LIXIL(Renobio V/Lidea)

LIXILは浴室プランの自由度が高く、家族構成やライフスタイルに合わせて細かくカスタマイズできるのが特徴です。マンションリフォーム向けのRenobio Vや戸建て向けのLideaなど住まいの形態に応じて商品を展開しており、ニーズに合わせて選びやすいでしょう。

Panasonic(L-CLASS/BEVAS)

Panasonicのユニットバスは、電気式床暖房を選択できるモデルがある点が特徴です。カビシャット暖房換気乾燥機と併用することで、入浴前から浴室全体を暖められます。ヒートショック対策として、暖房設備を重視したい方におすすめです。

クリナップ(SELEVIA/rakuvia)

クリナップのSELEVIAとrakuviaは、天井・壁・床などを保温材で包む「浴室まるごと保温」と高断熱浴槽を組み合わせている点が特徴です。浴室全体と浴槽の両方から保温性を高められるため、断熱性能を重視したい方に向いています。また、水はけの良い足ピタフロアや汚れに強いクリンヘアキャッチャーを採用しており、お手入れがしやすいこともポイントです。

Takara standard(PREDENCIA)

Takara standardのPREDENCIAは、鋳物ホーロー浴槽を採用している点が大きな特徴です。浴槽自体に熱を蓄える性質があり、保温性に配慮した設計になっています。素材の耐久性にも定評があるため、長期的なコストパフォーマンスを重視したい人におすすめです。

ポラスグループの浴室リフォーム施工事例

ここでは、実際にポラスグループが手がけた浴室リフォームの事例を2つ紹介します。

断熱浴槽・断熱窓・壁断熱を組み合わせた快適な浴室事例

築50年の住宅で、断熱浴槽や壁の断熱、内窓など断熱性能にこだわりながらリフォームした事例です。冬場でも冷えにくい空間を実現しています。

デザイン面では、木目調のアクセントパネルを取り入れたことで、清潔感がありながらも落ち着いた雰囲気に仕上がりました。断熱性能とデザイン性を両立した事例です。

ビフォーアフターやリフォーム費用については、以下で詳しく紹介しています。

>事例はこちら

保温機能アップでお湯が冷めにくく、省エネにもつながった事例

タイル式仕様のユニットバスから断熱浴槽を搭載したユニットバスへ交換し、保温性を高めた事例です。お湯が冷めにくくなったことで省エネにもつながっています。設備には淡いピンク系の色を採用し、上品で落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

施工の様子やリフォーム費用などは、以下でご覧ください。

>事例はこちら

断熱リフォームの費用相場と活用できる補助金

お風呂の断熱リフォームを行なう際、補助金を活用すれば費用を抑えられる可能性があります。ここでは、ユニットバスを交換する際の費用相場と、活用できる補助金制度を見ていきましょう。

ユニットバス交換の費用相場

ユニットバスへの交換費用はグレードによって異なりますが、80万~150万円程度が目安です。断熱性を重視し、高いグレードの製品を選んだ場合はより価格が上がる傾向にあります。

活用できる補助金制度

2026年現在、断熱リフォームに活用できる制度としては「先進的窓リノベ2026事業」と「みらいエコ住宅2026事業」があります。前者は窓の断熱改修が対象で、後者は壁・床・天井の断熱改修などが対象です。

ただし、みらいエコ住宅2026事業は、外皮に面する開口部を有する1つの居室で、定められた組み合わせの「要件化工事」を行なうことが補助の条件です。そのため、浴室のユニットバス交換だけでは補助対象になりません。

いずれの制度も、予算上限に達し次第受付が終了する点にも注意が必要です。

補助金制度の詳しい内容や最新の申請状況については、「【2026年最新】リフォーム補助金(住宅省エネ2026キャンペーン)について徹底解説」で解説しています。

お風呂の断熱リフォームで失敗しないためのポイント

ここでは、お風呂のリフォームで失敗しないために押さえておきたいポイントを2つ紹介します。

断熱性能以外の設備・機能も考慮する

お風呂をリフォームする際には、断熱性能だけでなく、換気・暖房設備の有無、掃除のしやすさ、浴槽のサイズなども確認しておくことが大切です。特に、浴室暖房換気乾燥機はヒートショック対策になるだけでなく、湿気を効率良く排出できるためカビ対策にもつながります。

断熱性能と併せて、どういった機能が付いているのかも確認し、自分たちの生活に合ったユニットバスを導入しましょう。

信頼できるリフォーム会社を選ぶ

リフォーム後の満足度は、依頼するリフォーム会社に左右されるといっても過言ではありません。まずは複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、費用と工事内容まで比較しましょう。

また、施工実績や過去のリフォーム事例を確認しておくと、自分たちが希望するリフォームを実現できるかどうか判断しやすくなります。加えて、工事後の保証やアフターサービスが充実しているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

お風呂リフォームでおすすめのメーカーの特徴やリフォームの基本的な流れについては「お風呂リフォームでおすすめのメーカー9選!後悔しないためのポイント、工事工程なども詳しく解説」で詳しく紹介しています。

お風呂の寒さ対策に関するよくある質問とまとめ

最後に、お風呂の寒さ対策に関してよくある質問を4つ紹介します。

Q1.リフォーム期間中はお風呂に入れない?

お風呂リフォームの最中は、基本的に入浴はできません。期間は工事内容によって異なりますが、ユニットバスからユニットバスへの交換であれば3〜4日程度が目安です。お風呂リフォームを行なう際は、近くに日帰り入浴施設などがないか確認しておくとよいでしょう。

Q2.ユニットバス交換だけで補助金は使える?

みらいエコ住宅2026事業は、ユニットバス交換のみでは補助対象になりません。リビングや寝室など居室1室の窓(開口部)の断熱改修を含む「要件化工事」と併せて行なう場合に、高断熱浴槽の設置が補助対象となります。なお、対象となるのは原則2016(平成28)年12月31日以前に新築された住宅です。

Q3.マンションでも断熱性の高いユニットバスにできる?

マンションリフォーム向けのユニットバスを選べば可能です。ただし、専有部分であっても管理規約で工事内容が制限される場合や、管理組合への事前申請が必要な場合があるため、事前確認が必要です。また、手続きの期間も含めて余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

Q4.浴室暖房の代わりになるものは?

脱衣所に暖房器具を置いたり、入浴前にシャワーや浴槽に溜めたお湯の湯気で浴室を暖めたりする方法があります。消費者庁も、入浴前に脱衣所や浴室を暖めることを高齢者の方の事故予防策として推奨しています。

浴室内で暖房器具を使う場合は、浴室での使用に対応した製品かどうかを取扱説明書で確認しましょう。浴室の寒さ問題を根本的に解決したい場合は、ユニットバス交換時に浴室暖房換気乾燥機を組み込むのがおすすめです。

まとめ

お風呂の寒さ対策では、お湯の冷めにくさと浴室全体の暖かさの両方に目を向けることが大切です。浴槽の保温性能に加え、床・壁・窓の断熱性や暖房設備を確認し、住まいの状態と予算に合ったリフォームで、お風呂の寒さ対策を進めましょう。

ポラスグループのリフォームでは、断熱性、保温性を重視した浴室リフォームの提案から施工まで丁寧に対応しています。お風呂の寒さにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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