Vol.52
更新日：2018.10.31
リフォームの成否を分ける？！
リフォーム会社選びのポイントとは
リフォーム基礎知識
- リフォーム
目次
信頼できて希望に合った会社を選ぶために
住まいのリフォームと一口に言っても、洗面台の交換から一棟丸ごとの大規模リフォームまで多岐にわたるため、希望に合ったリフォーム会社の選択が求められます。また、スムーズに進めるためにも信頼できる会社に頼みたいものですが、情報の洪水の中で判断を迷う人も多いでしょう。そこで今回は、リフォーム会社選びのポイントについて取り上げます。
まずは建てた会社に相談してみよう
リフォームの需要が高まってきた昨今、リフォーム工事を扱う会社も星の数ほど存在します。多様な業界から参入した会社があり、それぞれ得意・不得意があるので、その会社が自分の望むリフォームに合うかどうかの判断が必要です。
まずは、ご自宅を建てた会社に相談してみましょう。マンションの場合は管理会社または管理組合にご相談を。建てた際の品質や保証の面などからみても、ご自宅の一番の理解者は建てた会社であることは間違いないでしょう。ただ、建てた会社がわからなかったり、リフォームを扱っていないなどといった場合は、リフォームしてくれる会社を探しましょう。
では建てた会社以外でリフォーム会社を探す場合、どうすればいいのでしょうか。それを考える前に、現在世の中にどんなリフォーム会社が存在するのか、それぞれの特徴は何かを表にまとめてみたので御覧ください。
まずは、ご自宅を建てた会社に相談してみましょう。マンションの場合は管理会社または管理組合にご相談を。建てた際の品質や保証の面などからみても、ご自宅の一番の理解者は建てた会社であることは間違いないでしょう。ただ、建てた会社がわからなかったり、リフォームを扱っていないなどといった場合は、リフォームしてくれる会社を探しましょう。
では建てた会社以外でリフォーム会社を探す場合、どうすればいいのでしょうか。それを考える前に、現在世の中にどんなリフォーム会社が存在するのか、それぞれの特徴は何かを表にまとめてみたので御覧ください。
リフォーム会社の種類と特徴を知ろう
多種多様な会社が乱立する状況ですが、おおまかにA群とB群の2つに分類できそう。フルリフォームのような大規模な工事が得意な会社をA群、緊急性の高い小規模な工事が得意な会社をB群とします。さらに、業態ごとに得意・不得意、強みと弱みを整理しました。これを見ると、どんなリフォームがしたいのかによって会社選びがまったく違ってくることがお分かりいただけると思います。
例えばガラスが割れた、水が漏れたなど緊急性の高い案件については、（建てた会社を除いて）A群に頼むと小回りがきかず対応が遅い、コストが割高などの心配があります。逆に大規模な工事やインテリアに細かく好みを反映させたい場合、B群に頼むと耐震性の確保や保証の有無、デザイン力・サービス面などで不満が生じてしまうかもしれません。
例えばガラスが割れた、水が漏れたなど緊急性の高い案件については、（建てた会社を除いて）A群に頼むと小回りがきかず対応が遅い、コストが割高などの心配があります。逆に大規模な工事やインテリアに細かく好みを反映させたい場合、B群に頼むと耐震性の確保や保証の有無、デザイン力・サービス面などで不満が生じてしまうかもしれません。
「どんなリフォームがしたいか」を明確にしてから情報収集を
希望に合った会社を選ぶためには、実現したいリフォームのイメージを明確にすることが大切。「古くなってきたからそろそろ……」「水廻りだけ交換しようと思ったけれど、ついでにあそこもここも直そうか」など、動機はいろいろだと思いますが、工事内容（規模、間取り変更の有無、内装イメージ）、費用、工期（完成時期）などをある程度具体的にさせておきましょう。
では、情報収集はどのようにしたらいいでしょうか。手っ取り早いのはやはりインターネットの利用。リフォーム会社の情報を集めたポータルサイトであたりをつけてから、会社ごとのホームページを検索するのもいいでしょう。リフォームの事例をたくさん扱った雑誌や情報誌なども参考になります。折り込みチラシで気になった会社を検索してみるのもひとつです。
では、情報収集はどのようにしたらいいでしょうか。手っ取り早いのはやはりインターネットの利用。リフォーム会社の情報を集めたポータルサイトであたりをつけてから、会社ごとのホームページを検索するのもいいでしょう。リフォームの事例をたくさん扱った雑誌や情報誌なども参考になります。折り込みチラシで気になった会社を検索してみるのもひとつです。
集めた情報の注目すべきポイントは
ホームページや雑誌を見るときは、希望に近いリフォームを、実際行った実績があるかを確認するといいでしょう。実例ページでは、リフォームの内容や費用、工事期間なども確認できます。設備機器の取り扱い商品のページや、価格の載っているメニュー表をチェックするのもおすすめ。いくつか見ているうちに希望に近い内容や費用の相場感がつかめ、会社を絞りやすくなるでしょう。
その他「企業情報」や「企業沿革」を見ると会社の成り立ちを知ることができ、安心感につながります。ふだんあまりチェックすることのないページかもしれませんが、例えばポラスの企業情報はこんな感じです。
このページには「許可番号」の記載があり、都道府県知事または国土交通大臣による「建設業許可」を得ていることがわかります。工事費用500万円以上のリフォームを行う場合は許可が必要なので、大型リフォームを希望する場合は許可番号の掲載の有無に注目してみましょう。
その他「企業情報」や「企業沿革」を見ると会社の成り立ちを知ることができ、安心感につながります。ふだんあまりチェックすることのないページかもしれませんが、例えばポラスの企業情報はこんな感じです。
このページには「許可番号」の記載があり、都道府県知事または国土交通大臣による「建設業許可」を得ていることがわかります。工事費用500万円以上のリフォームを行う場合は許可が必要なので、大型リフォームを希望する場合は許可番号の掲載の有無に注目してみましょう。
商圏エリアは必ずチェックして
また、注意が必要なのは「商圏エリア」について。どの会社も施工可能な範囲を事務所からの距離などによって定めています。会社ごとに異なるので、問い合わせ前に必ず確認しましょう。例えば地域密着のポラスでは、商圏を各営業所から車で1時間の範囲に限定しています。
アフターメンテナンスへの責任を重視しているためですが、一般的にも、近ければ何かあったときにすぐ来てもらえるという安心感があり、遠方料金などよけいなコストも発生しないというメリットがあります。
以上のことを意識していれば、希望に合ったリフォーム会社を絞り込めるでしょう。後悔しないハッピーなリフォームを目指して、行動を始めてみてはいかがでしょうか。
（コラム執筆）住宅＆インテリアマガジン『LiVES』ライター 松川絵里
アフターメンテナンスへの責任を重視しているためですが、一般的にも、近ければ何かあったときにすぐ来てもらえるという安心感があり、遠方料金などよけいなコストも発生しないというメリットがあります。
以上のことを意識していれば、希望に合ったリフォーム会社を絞り込めるでしょう。後悔しないハッピーなリフォームを目指して、行動を始めてみてはいかがでしょうか。
（コラム執筆）住宅＆インテリアマガジン『LiVES』ライター 松川絵里
