このコラムは、埼玉・千葉・東京を施工エリアとするポラスグループのリフォーム専門サイトによるものです。リフォームをお考えの方は、ぜひご検討ください。
Vol.55
消費税増税 リフォームのタイミングを再確認!
増税スケジュールをおさらいしよう
リフォームを予定している方は、今年(2019年)10月の消費税増税が気になっているのではないでしょうか。そこで、増税前までのリフォーム工事のスケジュールを確認してみましょう。
・「請負契約」が2019年3月31日までに成立していれば、引き渡しが2019年10月1日以降になっても、消費税は8%のまま
・「請負契約」が2019年4月1日以降の場合、「引き渡し」が2019年9月30日までに完了すれば、消費税は8%のまま
まずは請負契約を2019年3月31日までに成立することを目指して進めるのが無難だといえます。そして、どうしても間に合わなかった場合は、2019年9月30日までの引き渡しを目指す、と考えておくとよいようです。
工期の長い大型リフォームはギリギリのスケジュールを避けて
ただ、フルリフォームなどの大型リフォームは工期が長いため、9月30日までの引渡しを今から目指すのは、少し難しい状況です。その理由として、以下のことが考えられます。
・短期間に依頼が集中し、現地調査や見積作成に時間がかかる
・短期間に工事が集中し、建築資材の不足、搬入の遅れ、職人の不足から着工や完成に時間がかかる
その対策としては、以下のことが考えられます。
・予定を前倒しする(完成の期限を早める)
・始動を前倒しする(打ち合わせ、相談を早く始める)
・相見積もりの会社を減らす(3社→2社など、信頼できる会社に絞る)
・工事規模を縮小する(必要な工事だけに絞る)
動くなら今!積極的にリフォーム会社に連絡を
最初のチェックポイントである3月31日まであと1ヶ月(2019年2月時点)を切ろうとしている今、すぐにでも動き出すことが増税前までにリフォーム工事を間に合わせるポイント。具体的な相談になるので、メールや電話での問い合わせよりも、店舗やショールームに出かけることがベストです。来場予約が可能なリフォーム会社も多くなっており、予約をすることで時間が効率よく使える上、ていねいな対応も期待できます。相談会などのイベントは、開催日や開催場所が限られているので、お近くでの開催はお見逃しのないように注意が必要です。
リフォーム内容の相談も大事ですが、この時期(タイミング)では以下のことを相談するとよいでしょう。
・希望のリフォーム内容が増税前に間に合うか?
・増税前に間に合うリフォーム内容は何か?
・増税前に間に合わせるには契約までの打ち合わせや、着工・完了までのスケジュールをどうすればよいか?
以上の相談結果からリフォーム内容の再検討や、ご自身たちのスケジュールを確認するとよいでしょう。
リフォームではカーテンや家具などの買い替えも発生します。それらの購入を増税前にすませられるタイミングで進めることも、影響を抑えることにつながります。早めの行動で機を逃さず、納得のいくリフォームで新しい暮らしを手に入れましょう。
(コラム執筆)住宅&インテリアマガジン『LiVES』ライター 松川絵里